はい、ようこそいらっしゃいました。
インドの洗礼を受け、SIMカードをゲットしたら次は観光です
って言いたいところなんですけど
パソコンが壊れたままでモニターを買わないといけないんで、SIMカードを買うために訪れたレイザープラザに行きました。
モニター探し
どうやら10インチ以下のポータブルモニターはどこも取り扱ってないみたいで
タブレットでもモニターとして使えるという情報を掴んだのでタブレット狙いで行くことにしました。
とは言えモニター用に使うんで最低限画面さえ映れば何の機能も付いてなくていいんですよ。
なので一番大きくて安いものを探してたんですけど、10インチになると最新のものしかなくて2万円弱、
7インチだと小さすぎるんですけど7千円ぐらい。
なんとか中古っぽい古い8インチを同じ7千円ぐらいまで値切ったんですけど
ここに来て少し「ちょっと大きめのモニターでも見てみようかな」という浮気心が芽生えたので
自分が提示した価格でokをくれたのにも関わらずキャンセルして
確か小さくて14インチのモニターがあったかもしれないから一応見に行くことにしました。
するとどこ行っても15インチがミニマムだと言われたんですけど、念のためサイズと重さを見てみたら
なんと、めちゃくちゃ軽いじゃないですか。
iPad pro?みたいな大きいiPadぐらいの重さで、今思えば前に持ち運んでたパソコンがテンキー付きの15インチだったんで
本当は大きいモニターはかさばるから避けてたんですけど、実物を目にしたらいきなり許容範囲内ということになりましたw
しかもそれで4000円ほどです。買わない理由はなかったです。
マレーシアでのクソ修理が13000円だったんでけっこう傷が深かったんですけど、いい具合にケロイドに変わったって感じですね
パソコン自体はもともと中古で15000円だったんですけどね凹〇
パソコンは絶対に新品のがいいですよ。
絶ウマチキンカレーとの出会い
無事モニターを手に入れて気分はカビルンルンだった僕は
初日に空港で出会ってタクシーをシェアした日本人のおじさんとご飯に行きました。
色々と提案をしてもらったんですけど、僕の心はSIMを買った帰り道に見かけたローカルの美味しそうお店一択だったんで
全てしりぞけて自分の意見をゴリ押ししました。
その選択が大吉と出ましたね。
店先で作ってた看板メニューらしきチキンカレーが絶ウマで悶絶ものでしたね。
カレーが腹に染み渡るんですよ。そんなカレー食べたことあります?
美味しすぎて2日連続で行きましたね。
詳しくは別記事で書いたんで、興味あればそっちを読んでみてくださいw
しかもここの店員さんがみんな優しくて、
僕はモニターを買った場所でリクシャーに乗って、その日本人男性と待ち合わせの場所に行って
それからそのカレー屋さんに向かうようにお願いしたんですね。
そしたらインド得意の「ノープロブレム」が返ってきて、まぁ青年だったんで理解してるだろうと半分ぐらい安心してたんですけど
やはりそこはインドあるあるですね。残り半分の不安が的中して、最初に交渉した値段じゃ少ないとゴネだしました。
そしたら周りからめちゃくちゃ人が集まってきて、「もうちょっと払ったほうがいいぞ」みたいなことを言ってきたんですけど
距離的に妥当というか、ちょっと高めだったんで譲らなかったら
上の写真の奥にいるマハラジャのボスみたいな人が来て「いいからそのお金を持ってサッサと去れ!」と一蹴。
ヒンディー内の上下関係なのか、カーストの上下なのか、その若いドライバーはもはや怯んだハイエナのような表情で去っていきました。
カッコいいやんけ…
このお店の周りにもいくつか同じ感じのお店があったんですけど、助けてくれたんでこのお店で食べることにしたら
味までバラモン級でしたね。
ご一緒したおじさんもめちゃくちゃ面白い人で
JAICAで働いていた経験があって、アフリカに行ったり色んな国で活動されてて
最終的にキルギスタンで出会った20歳ぐらい年下のキルギスタン女性と結婚してキルギスタンに住んでいるんだとか。
近々キルギスタンで手作りの日本カレー屋さんを開くそうで、キルギスタンに行くことがあれば訪ねてみてください。
5日目にしてようやく観光
初日は夜中に着いたんでアレですけど、インド5日目でようやく市内観光に行きました。
まずはバザール
ピンクシティを見て回る予定で、その中にバプバザールとやらを見つけたんでリクシャーで向かうことにしたんですけど
またインドあるあるで「バプバザールは今日は休みダ。俺が知ってるローカルのバザールに連れてってヤル」とカマしてきたんですよ。
旅慣れてる僕はそんな常套手段に一瞬「お?面白そう」と思ってしまったんですけど
いや、危ない危ない、変なお店に連れて行かれるだけならまだしも
アフリカ人だかインド人だかわからない怖いお兄さんが出てきたらタダじゃ済まないんで
我に返って当初の目的のバプバザールに向かってもらいました。
もちろん全店全力営業でしたね。
しばらくフラフラと散策していたらお腹が空いたので街角の「いきなりタリー」屋さんに凸しました。
出来立てのチャパティとカレー2種類のセットで100円。なかなか美味かったですよ。
ジャンタルマンタル
お昼を食べた後は近くにあるジャンタルマンタルというほくそ笑んでしまいそうなネーミングの天文観測所に行きました。
なんともここは昔の賢い人が建てたもので、コンピューターのない約300年前のテクノロジーを持って
今解明されているのと寸分違わない精度の天文観測が可能だとのことでした。
そんな精巧な建造物を眺めながら、「昔の人はこんな賢いのに、何で現代のインド人はリクシャーで2ヶ所に寄っていくらという話も理解できないのか」と
物思いにふけっていたら閉園の時間がやってきました。
ここでふと思ったことは「何を観測できるのか全然わからん」
ってことでした。
入口でガイドを付けるか聞かれたんですけど、閉園まで30分しかなかったんで断ったんですよ。
でも、ガイドさんから話を聞いて理解を深めないと「へぇ~凄いなぁ~」って薄い感想で終わってしまうんですよ。
安くもない入場料を払ってそれだとお金を捨てるようなものなので
何の役に立つのかわからなくても、何事もお金払ってまで知識と経験に変えた方が有意義だなと思いました。
アンベール城の夜景
ジャイプール名物の一つ、アンベール城が夜はライトアップするとのことで日が落ちてから向かいました。
150年以上かけて造られた巨大なお城の麓は真っ暗で、所々落ちている象のうんこを軽快に避けながら城内にたどり着きました。
城壁の内側は人がほとんどいなくて落ち着いていて良い雰囲気でしたよ。
城壁の内側までは無料で入れて、室内とでも言いましょうか、中に入るのに500ルピーかかるそうで
もともとライトアップされた城の外側を見たかったので、むしろ無料でラッキーでしたw
ジャンタルマンタルに行った時にアンベール城を含めて市内8ヶ所の観光地のパスポートが1000ルピーで売ってたんですけど
アンベール城単品で500ルピーなんですよ。他は全部200ルピーで。
2日間使えるんで全部回れなくもないんですけど、興味あるのがアンベール城とジャンタルマンタル、あとハワマハルだったんで
単品で買っても900ルピーということでやめておいたんですけど、アンベール城の500が結局必要なかったんで良い判断でしたw
昔大学のゼミでインド合宿して、その時にジャイプールに来たんですけど
夜のアンベール城は見てなかったんで良い経験でした。
このお城に住んでいた主たちはどんな生活をしていたのだろうか…
ジャイプール終了
アンベール城の後はさっき言ってた絶ウマのカレー屋さんに行きましたw
一通りピンクシティのメジャーなスポットを回ってジャイプール観光は終了で
翌日は電車でヨガの聖地リシケシに向かいます。
旅スレで(旅に対してスレること)観光にあまり興味なかったんですけど、いざ見て回ると観光も悪くないなってのが率直な感想w
観光地ってのは良いものがあるから人が集まるわけで、「観光地よりもローカル!」って声はよく聞こえてきますけど
そもそもそのローカルの文化の集大成みたいなもんなので、欲張って「観光地もローカルも」がいいですよね。
ということで、ダルシムみたいに手足が伸びるように修行しに行きます。