はい、ようこそいらっしゃいました。
ジャイプールを一通り満喫した後はヨガの聖地リシケシュに向けて出発しました。
夜行列車を取ったんで、出発の時間までインド映画を見に行ったらめちゃくちゃ面白かったですわ。
ジャイプールからリシケシュの直行便はなかったので、その手前のヒンドゥー教の聖地
というか終着点のハリドワールまで行ってそこからバスを乗り継いでいくことにしたんですけど
ハリドワールが思いの外いい町でバラナシより楽しかったんで、情報シェアも兼ねて書きます
ジャイプールからハリドワールに行くまで
本当はデリーからはリシケシュ直行のバスが出ているんで、ジャイプールから電車かバスでデリーに向かってもよかったんですけど
デリーは飛行機のために最後に寄るのと、単に面白そうだったんで電車で行くことにしました。
チケットの買い方
ジャイプールジャンクションという駅でチケットを予約します。
チケット売り場っぽい入口が2つあるので、左側のPRSに入ります。
右側との違いはよくわからないですけど、とりあえず中はカオスでした。
インドでは先にチケットの申込用紙みたいなのを記入しないといけないので、どこかの窓口でもらいます。
わからなかったら記入している人に聞くといいでしょう。
電車の名前とか書く欄があるんですけど、わかるはずもないので空欄のままでいいです。
自分の名前とか出発地、目的地、出発日とかわかる範囲で記入して、あとは窓口のおじさんに伝えたらやってくれます。
出発地はジャイプール、目的地はハリドワール(Haridwar)ですね。
パスポートは必要なんで忘れずに持って行きましょう。
電車に乗る
ジャイプールジャンクション駅のどの入口からも問題ないと思いますけど乗り場は奥の方なんで、
向かって右奥から入場しました。というかタクシーの運ちゃんにそこで降ろされました。
出発予定時刻は23:15、電光掲示板には23:05と表示されてます。その時間に電車が来たんで恐らく10分前到着です
YOGA EXPRESSとかいうなんともワクワクする名前です。
たぶんこれが名前なんでチケット買う時もYOGA EXPRESSと書いていいかもしれないですけど、
まぁあえて窓口のおじさんに任せましょう。
入口の意味のないセキュリティチェックを通ったらそこはもう1番ホームです。
ほとんどの場合が1番ホームに到着するので、自分の車両番号を探して待機しましょう。
ヨガエクスプレスの寝台だとたぶんSLEEPER CLASSでCouch No.がS1とかS2とかってチケットに書いてあるハズなんで
ホームにぶら下がっている電光掲示板で確認します。
夜行列車だとほとんど場合自分の席に誰かが寝ているので、その人を起こすか別の起きている乗客にチケットを見せたら助けてくれます。
チケットを持っている人が自分の席に寝ている場合もあるし、
チケットを持ってない人が勝手に居座ってる場合もあるんで誰に声をかけたらいいかわからないので助けを求めるのが無難ですねw
ハリドワールには約12時間後に着きます。
僕は寝ていたんでわからないですけど、たぶん朝の7時ぐらいからサモサやチャイの社内販売が始まるから
10分おきにうるさくなるのは覚悟しておいた方がいいです。
あと、何回かインドの夜行列車に乗った中で初めての出来事だったんですけど
おばちゃんによるアカペラカラオケ大会が同じぐらいの時間から3時間以上続きました凹〇
ハリドワールに着いてからわかったんですけど、お祈りのための歌みたいなのを歌っている人がいたんで
待ちきれなくて歌っていたんだと思います。
ヒンドゥー教の聖地に向かう列車ならではかもしれないので、それも覚悟しといた方がいいと思います。
ハリドワールにて
直接リシケシに向かってもよかったんですけど
グーグルマップで調べた時に出てきた写真が面白そうだったんでハリドワールに数日滞在することにしました
いざ散策してみると超楽しかったんで、もし滞在してみるならオススメの宿情報を載せておくので参考にしてください
ハリドワールでの宿探し
ハリドワールの駅を出るとリクシャーの客引きが群がってくるんですけど
基本的に駅の近くに宿がいっぱいあるんで無視して探していいかと。
乗るとしても距離によっては30~50ルピーで成立すると思います。
路地をウロウロ歩いているとその辺の人に宿紹介するよって声かけられます。
1部屋500ルピーとか言ってくるんで400か300にできるんじゃないかと思うんですけど
僕は目星のホテルがあったんで無視しました。
僕が泊ったホテル、キレイでベッドの質もめちゃくちゃ良かったんでホテル情報をシェアしときます。
ハリドワールおすすめ宿
名前は「Hotel Thakur Ji」です。ちょっとわかりにくい路地裏にあります
フカフカのベッド
清潔感のあるバスルーム
部屋によっては弱いwifiという安心のスペックで1泊頑張って650ルピーでした。
確か最初800って言われたと思います。
底辺旅行をしてない限りこの値段でこのクオリティはいいと思います。
エレベーターもついてるんで重い荷物でも平気です。
ハリドワール散策
駅周辺は小さな屋台やちょっとした服やカバンを売ってるお店がチラホラあるだけなんですけど
駅出て左の方向に1,2キロぐらい進むとだんだん賑やかになってきます。
近くにガンジス川が流れてるんですけど、川沿いの道って言うのかな?川の近くの路地裏はマーケットみたいになってて歩いてて面白いです。
マーケットもいいんですけど、ハリドワールはなんと言ってもガンジス川ですね。
ガンジス川と言えばバラナシの死体が流れたりする汚い川のイメージだと思うんですけど
上流のハリドワールはエメラルドグリーンで透き通っていてキレイです。
ハリドワールの川沿いに大きなヒンドゥー教寺院(たぶんMata Mandir)があって、その付近でお祈りしてる人がめちゃくちゃいました。
いやほんと、想像を遥かに超える人の数でしたよ。
たまたま祭りか何かの時期か週末だからなのか18時半になると儀式があって、それを見に来る人も多かったですね。
とにかくお祈りをする人、物売り、物乞い、色んな人で溢れかえっていてもの凄いエネルギーに満ち溢れてていました。
とにかく賑やかで僕はバラナシよりもハリドワールのが楽しかったです。
ハリドワールは2泊したんですけど、美味しいものを見つけられなかったんで
そこさえクリアできてたら長く滞在したかったですね。
ハリドワールからリシケシュへの移動
ハリドワールからリシケシュは1時間ぐらいで移動できます。
もともとバスで行く予定だったんですけど、相乗りリクシャーが思ったより安かったんでリクシャーを利用しました。
荷物持ってテキトーに歩いてたら「リシケシ?リシケシ?」って声かけられるんですけど
駅の近くの橋を越えた辺りが特に多く、相乗りも恐らくその辺りで拾えます。
ちょうどグーグルマップでハリドワールって検索してピンが落ちる辺りですね。
リシケシュまでは「シェア」って言い張って一人50ルピーだったんですけど、交渉次第で40になるんじゃないかって今になって思います。
交渉成立してもすぐに出発するわけじゃないです。相乗りでその値段なんで、しばらく他の乗客を待つことになります。
というかいきなり「今すぐ出発すると300ルピーだけど」みたいなこと言ってくるんですけど、
そこは「share share! we will wait!!」って押し通しましょう
後で知ったんですけど、駅の近くから乗れるらしいバスは35ルピーだそうです凹〇
まぁでも相乗りリクシャー面白かったんでよかったです。
ただ、向かうべきはリシケシュではなくその先なんでその説明をしていきます。
あ、そうそう、そう言えばその相乗りリクシャーは他のオートリクシャーより大きめなんですけど、どう見ても6人シートなんですよ。
でも8人乗りで使ってるみたいで、自分たちの荷物が多すぎて6人しか乗れなかったんですよ。
そしたら「荷物で人が乗れないから更に50ルピー払え」ってカマしてきたんですね。
こっちからしたら向こうが50ルピーでいいよって言って、勝手に僕の荷物を彼のリクシャーに運んだから乗ったんで
「そんなの最初から知ってたでしょ!それなら今すぐ降りるから!」って脅したら「オッケーオッケー」って引いたんで
何かゴネられたら強気で攻めたらいいと思います。
リシケシュ行きで気を付けること
リシケシュって一言で言ってもけっこう範囲が広いんですよ。
ヨガができるところも3つぐらいのエリアに分かれているんでこれから説明することを頭に入れておいた方がいいです。
調べたら出てくるかもしれないですけど。
「ヨガの聖地リシケシュ」「リシケシュでヨガをした」とかって聞くからリシケシュに行けばいいと思ってしまうんですけど
ハリドワールからリシケシュに移動するときに「リシケシュ」に向かったらダメです。
リシケシュ、ラムジュラ、ラクシュマンジュラと選択肢があるんですけど、
ラムジュラかラクシュマンジュラ、特にラクシュマンジュラに行った方がいいですよ。
相乗りリクシャーでリシケシュまでお願いした場合、リシケシュの入口というか、ヨガエリアの手前で降ろされます。
ちょうどこの辺ですね。地図的にはヨガ道場の「アシュラム」がいっぱいありそうですけど
僕たちが求めているようなヨガ道場はなかったです。
この先の橋を越えた後のガンジス川沿いの辺りは色々とアシュラムがあって、
一か所だけヨガも食事も無料で参加できるアシュラムがあったんですけど
レベル分けされてて自分のレベルに合ったヨガができそうな感じではなかったです。
「ヨガができるならどこでもいい!」って人はこの付近に宿を取るとヨガも食事も無料というか、寄付制になってるんで
一番安く済むと思います。でも周りは何もないです。一応一日のスケジュールを聞いたんで載せておきます
リシケシュでヨガについて調べている人は、ほとんどがヨガ初心者だと思います。
ということで、ヨガ初心者が思い描くリシケシュでのヨガライフが送れるのは一番奥のラクシュマンジュラ(Luxman Jhula)に行くのがいいです。
その手前のラムジュラ(Ram Jhula)にもアシュラムが色々あるんですけど、インド人用のが多くて探すのに苦労するんで
何も知らない人はとりあえずラクシュマンジュラに向かうのがいいと思います。
ちなみに相乗りリクシャーだとリシケシュ→ラムジュラ→ラクシュマンジュラの順に10ルピーずつ高くなります。
僕みたいにリシケシュまで50ルピーでokした場合、ラクシュマンジュラまでは70ルピーですね。
バスだとラクシュマンジュラまででも35ルピーな気がするんで、自分の足で調べてみてください。
アシュラムの情報まで書くと超長くなるんで、ヒマができたら別の記事で書こうかと思います。
とりあえず今回はジャイプールからハイドラワール経由でのリシケシュまでの道のりでした。
移動頑張ってください。