猿の惑星のようなへんぴなとこにある街、ハンピ(危うく投獄…)

はい、ようこそいらっしゃいました。

 

ハンピって町聞いたことありますか?

 

インドの南の方にある小さな町というか、村なんですけど

僕はインド好きの友達の一番のオススメというのを聞いて

初めて知りました。

 

友達のベスト・オブ・インドということで行ってみたんですけど

期待してた以上に良かったので、ここで情報をシェアしようと思います。

 

途中あるハプニングがあって、投獄の危機があったので

そのお話もしていきたいと思いますw

 

場所

 

ハンピの位置は地図で言うと真ん中の下で、

有名な場所は右上のハイデラバード、

左のゴア、パナジって書いてある所ですね。

地図にないけどもうちょっと南に行くとバンガロールがあります。

 

行き方

僕はハンピの前はマイソールという町にいて

そこから電車とリクシャーを乗り継いで行きました。

 

マイソールからハンピの最寄駅ホスペットまで

17時発、翌朝11時着の18時間の寝台列車で

300ルピー、約650円でした。

 

ホスペット駅からはリクシャーでいくら払ったか記憶はないんですけど

交渉すれば100~150ルピーで行けるんじゃないかって記録がありますw

リクシャーに乗ってから気づいたんですけどハンピ行きのバスもあったみたいなんで、

頑張ればもっと安く行けると思います。

 

ただ、ホスペットに着くまでが大変でした。

 

危うく投獄

マイソールでホスペット行きのチケットを買った時

窓口の人に時間を確認したら17時発の翌朝11時着とのことでした。

 

僕は朝の10時半に目覚ましをかけて、電車を降りる準備をしてました。

たまたま通りかかった車掌さんに次がホスペットか確認したら

 

「ホスペットはもう過ぎた」とのこと凹○

 

インドは、というか東南アジアは遅延するのは当たり前なんですけど

まさか早く着くこともあるとは思ってなかったです。

 

日本だったら反対側の列車に乗ったり、調べたりできるんですけど

ここではいつどこ行きの電車があるのかわからないんで

とりあえず外に出てチケットを買いなおそうと思ったんですよ。

 

ところが運が良いのか悪いのか、こんな時に限って

出口でチケットをチェックしてたんですよね。田舎の駅のくせに。

 

乗り過ごしたからホスペット行きのチケットを手配してもらえるかなと

チケットを見せたんですけど、

「こっちへ来なさい」と事務所みたいなとこに連れて行かれました。

どうやら運が悪かった方でしたね。

 

「何でここまで来たんだ?ホスペットは150km向こうだ」って。

150kmて、相手の英語が間違ってるのかと思いましたよ。

 

「ホスペットは7時着だ。誰も知らせに来なかったのか?

とにかく違反してるから罰金600ルピーだ」

って言われたんですよ。

いや、車内アナウンス一切無いし。みたいな。

 

そもそもチケット買った時に11時って言われたんで抗議しました

「チケット買った時に11時って聞いたからその時間に降りたのに

そんなバカな話あるかよ!こっちの立場になってみろよ!

見知らぬ土地で言葉もわからず、何のアナウンスもなく

わかるわけねぇだろ、このカレー野郎!」

ってまくし立てたんですけど

 

「ここに書いてあるネ」ってチケットを指したんです。

 

正直、終わったって思いましたね。隅っこの方に小さく書いてありましたw

それでも「そんなの知らない。聞かされてない。」ってゴネました。

なんせチケットの窓口で11時って聞いたんでね。

 

「まぁまぁ、あまり事を荒立てたくないから300ルピーでいいよ。

本当は6ヶ月の投獄か1000ルピーなんだけどね」

って言いながら紙を見せてきたんですけど

ルール表みたいなとこに思いっきり書いてありましたね凹○

ハンピ

 

ここは完全にこっちの負けなんで数百円のために投獄されたくないし

大人しく罰金を払って、ホスペット行きを手配してもらいました。

どうせ罰金は彼の懐に入るんだろうなと思いながら。

 

百聞は一見に如かずとはこのことですね。

違うか。

 

まるで猿の惑星

ハンピは町に入った途端、景色がガラっと変わります。

 

川を挟んで遺跡、バザールがある側と

自然がある側とあるんですけど

どちらにも夕日がキレイに見えるポイントがあって

川の渡し舟が18時で終わるんで

どちらにも泊まることをオススメします。

 

僕が特に好きなのは自然がある側ですね。

 

ゴロゴロした岩山を登って見える景色は

日本で育った僕たちには、同じ地球とは思えない

猿の惑星とかスターウォーズのような光景が広がってます。

 

なんだか函館の夜景を彷彿させますよね。

 

僕は泊まらなかったんですけどバザール側には日本人宿もあって、

「こんなへんぴな所に!?」って感じですけどたぶん面白い人が

経営してると思うんで一度泊まってみたいですね。

 

遺跡も広くて見ごたえあるんで、こじんまりしてるけど

十分楽しめますよ。

 

電車だけは乗り過ごさないように注意して行ってきてください。

 

 



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