ビンボー旅行者必見!タダで食にありつきたかったら〇〇に行け!

はい、ようこそいらっしゃいました。

 

今回は旅の3大出費のひとつである食費を抑える方法についてです。

会社勤めで連休を取って旅行に行ってる人はあまり気にしないと思いますけど、学生さんや長旅の人は少しでも食費を浮かしたいとこですよね。

 

そんなビンボー旅行者にとって、少しどころか1食丸々浮かせられる嬉しい情報があるんでシェアしようと思います。

 

困った時の神頼み

 

日本人にはない感覚だと思うんですけど、よく「信じる者は救われる」とかって言ってるように、神様って困った人にはお恵みを与えてくれるんですよ。

要は腹が減ったら宗教施設に行けってことですねw

 

宗教って聞くと日本人は敬遠したり身構えたりすると思いますけど、そんな固く考えなくていいですよ。

基本宗教を信仰してる人はみんな優しいし、「タダ飯食ったるでー!」って邪心丸出しだとしてもウェルカムに受け入れてくれます。

邪心云々じゃなく宗教に馴染みがない日本人にとって宗教施設に行ってご飯を恵んでもらうってこと自体も十分貴重な体験だと思います。現地の人たちも興味津々ですしね。

 

ここで世界三大宗教ってわけじゃないですけど、僕が行ったことのある3宗教施設について体験談を話していきます。

 

1.キリスト教会

 

クリスチャン系はだいたいミサのある日曜日ですね。ミサがあるって言うんですかね?ミサが行われる?

まぁ日曜に教会に行けば配給をもらえるとこがありますね。

オーストラリアにワーホリでいた時は友達の友達のお誘いで韓国系の教会に行ったらビビンバを配ってました。

文字通り味をしめてそのあと2,3週ぐらい連続で通ってましたね。ビビンバ美味いしコーヒーもあるし。

クリスチャン初心者みたいな形で聖書の内容をオーストラリア人に教えてもらったりして、世界ができるまでとか、この世の成り立ちとか、哲学的な話は割りと好きなのと英語の練習にと通おうと思ってたんですけど

ある日「ニューカマーおめでとう!」みたいな感じでみんなの前で名前呼ばれて立たないといけなくて

「いや、ビビンバ目当てなんで、そんな温度じゃなくてごめんなさい」って感じで複雑な気持ちになったんで行くのやめましたw

アメリカの教会なんかも配給やってるとこ多くて、中には毎日配給があるとこもあるって聞きましたね。

 

2.イスラム教会、モスク

 

マレー系マレーシア人(すなわちイスラム教徒)の友達の話によるとどのモスクでも毎週金曜日の午後1:30~2:30まで配給の時間があるらしいです。

僕はたまたま年に一度の祭典みたいな日に通りがかって配給をもらったんですけど、というかモスクの前で何かしらの準備をしてたんでそれを狙って物色してたら「食べていいよ」ってお恵みをもらいました。

野菜カレーとビーフカレーとライス、更にお持ち帰りのおみやまで頂きましたよw

 

3,ヒンズー教寺院

 

ヒンズー教もキリスト教みたいにどこでもってわけじゃないと思いますけど、僕が行ったところは毎日誰でも1日5回の配給があるとのことでした。

寄付だけで経営してるインド料理屋さんもあったりするんで、ヒンズー教寺院の配給は多いかもしれないですね。

(自分で値段を決められるパースのインド料理屋アナラクシュミ)

 

ただ、どこの施設で配給が行われるかなんてわからないですよね。

僕も見つけ次第追加していこうと思うんですけど、とりあえず先日訪れたマレーシアはマラッカの配給寺院を紹介しておきます

 

マラッカの配給が受けられるお寺

場所、行き方

ジョンカーストリートからは少し離れてますけど、行き方は簡単です

名前は「Gurdwara Sahib Melaka」ですけど、現地の人は「Sid Temple」って言ってました。

まぁ同じものを指しているかは定かではないですけどw

 

ディスカバリーカフェから真っすぐ行ったら左手に出てきます

 

配給の受け取り方

僕が付いた時間帯は門が閉まってたので駐車場らしき方から回って入りました。

というか門の前で立ち往生してたらたまたまこのお寺にやってきたインド人に「ご飯食べたいのか?come come」ってことで案内してもらいました。

 

 

彼らはこの写真手前の、いわゆる境内にあたるエリア(?)でお祈りするんで僕も真似してやりましたけど、お祈りの仕方わからないんで直接奥の配給エリアに行っていいと思います。

 

ここが配給エリア、食堂なんですけど、もうちょっと奥にスカーフが置いてあるんで髪の毛を隠します。

一応神聖な場所なんで、必ず中に入る前にスカーフを巻きます。現地人はターバン巻きしてますけど、普通に海賊巻きで大丈夫です。えりあしは出てても大丈夫でした。

 

この奥に見える場所に並んで、だいたいチャパティとライスとカレー2,3種類あるんで順にプレートによそってもらいます。

 

あんまお腹空いてないなと思って少しにしたんですけど、食べてたら食欲出てきたんで図々しくおかわりもらいましたw

 

ちなみにオレンジ色のは甘いお米です。甘いお米ってちょっと抵抗ありますけど、気にしなければ悪くない味です。

食べ終わったら自分で食器を洗います

洗濯機みたいに洗浄→すすぎ→脱水ってな感じで順に洗っていきます。

 

去る時には忘れずにスカーフを返しましょう。

 

終わりに

日本人だと「コイツ教徒じゃないのにタダ飯だけ食いにきたな」って思われるんじゃないかみたいな感覚があるかもしれないんですけど、彼らにとってはそんな小さな世界は超越してるんで喜んで与えてくれると思います。

 

テロで怖いイメージのイスラム教も、本当は「旅人には与えよ」みたいな思想が基本的にあるし

なにより僕は「与えたいと思ってる人の気持ちを受け取るのも愛」だと思ってるんで

遠慮せずに食べていいと思います。

そして浮いた分をまた別のビンボー旅行者に回したらいいんです。

 

愛を受けて愛を与える

 

「君の名は。」で言うとこの「結び」みたいなもんですかね。

旅を始めて僕はそういうスタンスになりました。

 

いつになくクサい話になりましたけど、やっぱりタダは気が引けるというならその場で寄付でもしたらいいと思います。

何リンギが相場かとかはわからないですけど

 

エリンギでも出しとけばいいんじゃないですかね。

 

 

コラっ!



Sunny Side Fieldメルマガ登録
メールアドレス