ドバイドリーム作戦が思いもよらない展開に

はい、ようこそいらっしゃいました。

 

 

ドバイドリーム作戦

1.とりあえずバスキング場所を探す

2.イベントを探して、会場付近でしれっと絵を描く

3.エミラティと呼ばれる石油成金と友達になる

 

この2番を実行するためのイベントがフリーペーパーで見つかったんで

直接凸をかけたところマネージャー不在でした。

 

 

という所で前回の記事は終わりました。

 

これからその続きを話していく前にちょっと伏線的なお話を。

 

今回の旅でマレーシアからライブ配信始めたんですよ

ちょっとでも認知度を上げようと思って。

 

ほんで、ドバイでのバスキングとか絶対面白いと思ったんで

到着してすぐにSIMカードを買いました。

結構値段高かったんですけどね。

 

それがまさかの結果を引き寄せることになるとは…な話。

 

さて、本題に戻ります

 

前日マネージャーが不在やったんで

翌日の出勤時間を聞き出して再凸入かけました。

 

 

イベント準備会場に着いて、目に見えた人にマネージャーの居場所を聞いたんですけど

さっきまでそこにいたのに急に消えたとのことで

マネージャーの電話番号を教えてもらいました。

 

SIMカードの出番!とばかりに得意気に電話をかけたら

すぐ近くの車の中にマネージャーがいました。

 

大事なメールを打ってたから集中したかったとのことで

「あちゃータイミング悪いな~」と思いつつ

 

「各国で絵を描きながら旅をしてて、活動の一環でイベントに参加したい」

みたいなことを伝えて、自分の作品とかを一通り見せました。

 

すると

「わかった、とりあえず主催者に聞いてみるからメールに作品とか添付して送っといて」

 

って感じで興味なさそうでしたw

 

 

そもそもこういうイベント出展って

売れてるアーティストは自ら凸かけないですからね

 

舐められてましたね、完全にw

 

と思って、メールの文章とか少し手抜いたんですよ。

どーせ送ってもあんま意味ないと思って。

 

 

で、それでも一応やることはやったから

ドバイドリーム作戦の3番

「エミラティと呼ばれる石油成金と友達になる」を実行しようと

 

たまたま前日の夜外を歩いていたら見つけた

仮設テントのカフェラウンジのような場所があって

 

中には「お金には余裕ありますけど?」的な顔をした人がいっぱいいて

駐車場には高級車しか停まってなかったんで

 

完全に成金たちの遊び場確定でしたw

 

 

ということで、中に潜入して何気なく話しかけて

友達になってしまおうと思ってたんですけど

 

出かけようと思った矢先に知らん番号からかかってきました。

 

 

僕、知らん番号は基本的に2回以上かかるまで出ないんですけど

コールが長かったのもあってその電話に出たんですよね

 

 

そしたら、英語の訛りが強すぎてよく聞き取れへんだんですけど

そのイベントの主催者からの電話やったんですよ

 

 

で、「是非とも一部屋使ってほしい」とのこと

 

「お、ありがとうございます。ところで出展にいくらかかりますか?」

 

「無料で使ってください」

 

 

えええぇぇぇ~~~

マジかぁ~~~凹〇

 

 

調べてみたところ、そのイベントはこんな感じの

Festemberとかいうとことが手掛けてる

かなり大きなイベントなんですけど

 

そこに無料で出展させてもらえるなんて

そんなことありますかw

 

 

「今イベント会場にいますので、いつ来て頂いてもよろしくてよ」

とのことなので、ソッコー向かいました。

 

ついに

 

ついに出会いました

 

普段の生活では交わうことのない殿上人

いや、天竜人とでも呼びましょうか

 

エミラティのお姫様が主催者でした。

 

 

この後うまく取り入って石油利権をほんの少し分けてもらう魂胆やったんで

テキトーによいしょしながらイベント会場を案内してもらい

 

なんと、そのイベント会場のアーティストエリアにある

一部屋全部を使っていいとのこと

 

壁も床も好きにしていいし

必要なら予算出すから画材も買っていいと!

 

 

そんなラッキーなことありますか

 

無料で使わせてもらえる上に画材も買ってもらえて

作品も好きに売っていいなんて

 

超大物アーティスト扱いやん

 

まぁ、事実なんですけど

 

 

なんてね。

 

 

ということで、お姫様お決まりの

専属ドライバーに画材屋さんまで連れてってもらって

好きなもの買っていいとのことで

ここぞとばかりに今まで溜めていたアイデアを試そうと

色んなものを買い物カゴに入れてたんですけど

 

実は予算に限度があったんですよw

 

 

大きめのキャンバス1つが3000円ぐらいする物価で

予算一人7500円やったんで、

お金持ちが「好きなもの買っていいよ!」って言ってたのもあって

夢が膨らんでた分ショックはありましたけど

 

僕は無料のものでは無駄にしてしまうと言うか

あまり真剣にならずに身にならないんで

お金は使うべきやと思ってるし

 

そもそも予算頂けるだけでも御の字なので

ありがたくキャンバスとイーゼルを買わせて頂きました。

 

 

相方ちゃんはけっこうブーブー言ってましたけどねw

気持ちは分からんでもないけど、諭しておきました

 

 

ということで、ありがたいことに出展の機会を頂いたんで

翌日からはイベントの準備です

 

ところで、最初の伏線の話に戻るんですけど

もし僕がSIMカードを手に入れてなかったら

マネージャーに電話することもなく

その番号が主催者に伝わることもなかったんですよね。

 

メールのやり取りだけで事は進んだかもしれないんですけど

 

諦め半分でメールを送ってたんで返信に気付くのも遅くなって

他の人にチャンスが渡ってたかもしれない

 

そう考えると、SIMカードがこのチャンスを

引き寄せたことになるんですよね

 

いや~マジで豪運やわ

 

 

でも、今度からは勝手に諦めずに

最初から全部全力でやることを誓いました。

 

 

あ、ちなみになんですけど

前日にドバイドリーム作戦の3番を実行しようと

さっき話したテントに行く前に

実は高級ディナービュッフェに行ったんですよね。

 

前にラマダン中はモスクでイフタールという

無料の配給をもらえる話したんですけど

 

お金持ちのエミラティはそういう所に行かず

イフタール用のスペシャルオファーがある

高級イフタールビュッフェによく出没するとの噂を耳にしたんで

 

けっこうな値段なんですけど、投資と言い聞かせて

近所にあったヒルトンホテルのラマダンビュッフェに凸しました。

 

 

まぁ後付けで「ちなみに」とか言うぐらいなんで

大したネタじゃないんですけどね

 

完全に大外れでした凹〇

 

 

エミラティなんか一人もおらず

欧米の旅行客みたいな人しかいなかったし

 

ビュッフェの内容も限りなく朝食メニューに近かったんで

ガッカリにもほどがありました。

 

一生ヒルトンなんか泊まってやんねーし

 



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