はい、ようこそいらっしゃいました。
オーストラリアって聞いたらどんなイメージがありますか?
世界の中心とか
なまり英語とか
ゴールドコーストとか
芸術の街とか
まぁ色々あると思うんですけど
なんとなく華やかで憧れるイメージですよね?
そしてお金持ち
そんな淡い期待を持ってオーストラリアへバスキング武者修行に行きました。
特に西側は時給が高くて、平均25ドルもらってるみたいなんですよ。
僕だいたいバスキングではその国の時給2,3時間分の値段付けるんで
オーストラリアなら50ドルでも余裕でしょって思ってたんですね。
日本で言うとこの2000円ぐらいの感覚ですよね。
いざやってみると全然ダメだったんですよ凹○
1週間ぐらいやってみたところ
ちらほら売れはするんで50ドル入るとでかいですけど
売れずに在庫になる方が多くてもったいなくて、
現金もほぼなくなってきてたんで泣く泣く値下げすることにしました。
最初はとりあえず30ドルで売って現金作ってから
40ドルに上げてみようかなと思ってたんですけど
30ドルでも思ったより売れないんですよ。
ある日、人通りも少なくて在庫も捌きたかったんで20ドルにしてみたんですね。
それでも売れないんですよ凹○
20ドルって1600円ですよ?タイとほぼ同じ値段設定なんですよ。
時給2,30ドルもらってたら、500円の買い物するようなもんじゃないですか。
それなのにみんな
「いくら?」
「20ドル」
「あぁ…」
って去って行くみたいな。
仮にも値段が知りたくなるほどの作品を見て
500円の買い物でも払いたくないって思うって
じゃあいくらだと思ってたんですか?って感じでしたねw
それが実力だと言われれば言い訳はできないですけど
オーストラリアはお金持ちって期待があった分残念でしたね。
50ドルと言わずに30ドルでもいいから売りたいけど現金が欲しいから20ドルで売るしかない。
でも労力と完成度と物価を考えると20ドルじゃ安すぎるからせめて30ドルで売りたい。
そのせめぎ合いでしたね。
オーストラリアに来る前はこのお金持ち大国で1枚50ドルで1日10枚、
月100万円オーバーを夢見てたんですけど世の中そんな甘くないですよね。
来る日も来る日もバスキングをして、腕を磨き続けてたんですけど
結果に繋がるように試行錯誤してたら僕の絵は新たな境地に達していました
それから徐々に売り上げの方も伸びていって、最終的には1日に20枚オーバーを達成した日もありました