思ったよりふるわず…
はい、ようこそいらっしゃいました。
無事にスプレーを調達することができてライセンスもとって道具が揃ったんで
早速バスキングができるストリートに出ました。
いまだに初めての土地はいつも緊張するんですけどパースも例外なく緊張しましたねw
一応いつも通り人だかりはできたんですけどあまり購入には結びつかなかったですね。
オーストラリアは1枚50ドルでやってたんですよ。基本的にその国のバイトの時給2,3時間分の値段をつけてて、
オーストラリアはローカルの人は2,30ドルもらってるんで50ドルでも高くないだろうと。
僕はいつも1日の売り上げ10枚を目標にしてるんですけど
オーストラリア初日は3枚でした凹○ なかなか厳しかったですね。
というか、どこの国でも毎回2,3時間で10枚売れることってそんな頻繁にないですけどねw
ただ、3枚はさすがにへこみましたね。
でもさすがオーストラリア、チップ文化が根付いてるからか
この日はチップだけでも100ドルぐらいありました。
初日は約250ドルの売り上げ。
目標の半分でしたけど、まぁ普通に考えたら悪くない収入ですよねw
嬉しい一言
初日はさえない結果だったなと思ってたんですけど
翌日以降も全然ダメでした。
在庫が増える一方で自信をなくしてた時
近くでバスキングをしてたオージーのおばちゃんが話しかけてきました。
「今までいっぱいスプレーアーティスト見てきたけどあなたの絵が一番素敵よ」
これは嬉しかったですね。
聞けばバスキングをして各地を回ってるとのことだったんで
色んなとこで色んなアーティストを見てきたはずで
その中で一番だってわざわざ言いに来てくれたんですよ。
ということは、オーストラリアで一番ってことですよ。
…お世辞なわけないですよねw
アジアに比べると欧米のスプレーアーティスト人口って多いんですよ。
オーストラリアも例外ではなくて、何年も前にワーホリで来たときから
やってる人がいたぐらいなんですけど
それでyou are the bestって言ってもらえたんで、芸術大国オーストラリアでも通用するんだって、
それだけでもオーストラリアに武者修行しに来た甲斐がありましたね。
トップページか何かで見たとがある人は知ってると思いますけど、超画伯のSunnyがオーストラリアでNo.1って言われるまでになったんですよ
何も特別なことはしてないです。それどころか平均以下、いや、底辺レベルの画力から
ただただスプレーアートをやり続けただけです。
才能なんて関係ないです。誰でも続ければ世界で戦えるレベルになるんです。
才能で片付けるとしたら、「言い訳せずに継続できる才能」があれば何でもできるようになるんですよ。
それを身をもって証明した出来事でした。
P.S.
ただそれでも、売り上げが伸び悩んだんで作戦を変えざるを得ませんでした。