スプレーアートのやり方:【中級】山の描き方

はい、ようこそいらっしゃいました。

 

みなさん、よくここまでたどり着きましたね。

惑星から急に難しくなった岩をクリアしてここまで来てくれて

僕は嬉しいです

 

と勝手に思ってます。

 

今回はいよいよスプレーアートらしいテクニックを5つも追加して

 

 

の描き方をやっていきます。

と言っても山の描き方いくつかあるんですけど、

とりあえず一番簡単なやつをやるんで

初級からすこ~しだけレベルアップした中級になりますね。

 

空手で言うところの緑帯みたいな…わからないですよね。

ちなみに僕黒帯なんですよ。どーでもいいけど。

 

 

いきなりこの中級クラスに飛び込んだ人もいるかもしれないですけど

一応入門の惑星、初級の岩をマスターしたものとして解説していくんで

 

わからない人は入門、初級クラスを受けてきてくださいな。

 

工程が多くて写真での説明が面倒なんで動画だけで

やりたいと思ったんですけど

動画はカメラ固定でやってるんで近くで確認したい人もいるかと思って

やっぱり写真説明も作りました。

 

ではいきましょう。

 

道具

今回は新しいスプレーと小道具が参加します

 

1.スプレー

いままでの赤、青、黄色、白、黒に加えて水色、紫、透明を使います。

 

今までは初心者用、ちょっと体験してみたい人用に

100均で揃えられる色だけを使ってきましたけど

今回から本格的にスプレーアートっぽくなるんで

100均では手に入らない色も追加しました。

 

で、最初は100均で揃えた人には申し訳ないんですけど

種類の違うスプレーを混ぜると変な化学反応が起こるんで

今回のと同じ色でやるなら同じ種類のスプレーで統一した方がいいです。

 

中には化学反応の起こらないスプレーもあるんで、

一度どっかで重ねてみて、何も問題がなければラッキーって感じですね。

 

2.小道具

 

今回はいつものスクレイパーと定規に加えて

ペインティングナイフを使います。

大きいダイソーには売ってるんですけど

特に②のペインティングナイフはダイソーに売ってないことが多いんで

その場合は画材屋さんか東急ハンズで手に入ります。

 

ではレッスンに移りましょう

 

山の描き方

1.惑星

 

まず右下の惑星から。

黄色→赤→黒の順にスプレーします。今回は白は使いません。

 

小さい惑星を作るんで、光の白を振ると色がほとんどなくなるんで

影だけ付けます。

 

 

次に左上の惑星。青→紫→黒→白でスプレーして、模様付けて、

これは大きいんで光と影両方付けます。

 

2.山の準備

 

山の下地です。2/4番目から3/4番目ぐらいを青→紫でスプレーします。

山なんで全体を塗りつぶす必要はないです。

 

 

フタをして全体を黒く塗り、星を飛ばします。

そして、右下の惑星の下あたり、全体の3/5番目を

青→水色→白でグラデーションをかけます。

 

赤で囲った辺りが山の頂上が来る場所です。

 

Windowsのペイント加工で素人くさくて申し訳ないですねw

 

今回はこの時点で惑星のフタを取ります。

パフォーマンス性を高めるなら左上の大きい惑星は

最後まで残しておいても問題ないです。

 

3.テクニックその①“土星を描く”

ここで今回1つ目のニューテクニックです。

ペインティングナイフの①を用意してください。

 

 

右下の惑星の真ん中真横に当てて、Uの字を描きます

 

 

左右やるとこんな感じですね。

これに関しては動画の方がわかりやすいかもしれないです。

 

4.テクニックその②“山を出現させる”

いきなり2つ目の登場です

 

チラシを半分に折ります。

 

折るんですけど、折り目は親指ひとつ分だけつけます。

 

 

それをさっき赤で囲った頂上の来る辺りに当てて、

親指と人差し指でスライドさせながらハの字を描きます。

 

ここで今回の裏ポイントなんですけど

 

この時に、たぶん土星の環を描くのに時間かかって山を出す部分が乾いてしまうんで

透明スプレーをかけて濡らします。

 

実は岩とかピラミッドの時でも使うんですけど、

一応初級で最低限のスプレーでやろうと思ったんで敢えて使いませんでした。

 

「乾いたら透明」これで余計な変化を加えずに描くことができます。

 

 

ちょっと左の方もついちゃったんですけど、これぐらいなら問題ないです。

面倒くさいんでやり直さないですw

 

これが山の原型なんですけど、このままの形じゃちょっと不自然なんで少し手を加えます。

 

 

山の裾の方、麓ですね、をスライディングで付けたします。

 

 

左右やると山っぽい形が出てきましたね。

せっかく土星の環を描いたのにって思うかもしれないですけど

僕は後ろに隠れるのもリアルでありだと思ってます。

 

気になる人は山をもうちょっと下から始めるか、土星を上に作るといいですね。

 

5.テクニックその③“ハイライト”

どんどんニューテクニックが出てきますから頑張ってくださいw

 

次はペインティングナイフ②を用意します。

 

 

で、山のふちにペインティングナイフの先を当てて輪郭に沿ってスライドさせます

 

 

山の下の方を黒→白とスプレーして、スライディングで岩を出します。

 

気づいた人もいるかもしれないんですけど、

実は山のハイライトを忘れて先に岩をやりましたw 申し訳ない。

ハイライトつけないよって場合はいいんですけど、つける場合は岩の前にやりましょう。

 

 

で、山も岩も一直線のハイライトでもいいんですけど

ちょっとカーブさせたり、どこかに追加するとよりリアルな岩感が出ます。

 

6.テクニックその④“幾何学模様”

初級までは岩の下に湖みたいなのを作ってきたんですけど

今回はちょっと不思議な、スプレーアートならではの表現を出していきます。

 

 

いつも通り岩の底辺に定規を当てて、

上から白→水色→青→紫→黒でグラデーションにします

 

 

ここでまたさっきのペインティングナイフ①を使います。

岩の中心から放射線状に線を引きます。

ここも乾いて線が引けなかったら透明で濡らしましょう。

 

というか線は一発勝負なんで、2度描きしなくていいように予め濡らしておいた方が無難です

 

 

横線を加えたら一気に遠近感とスタートレック感が出ましたね。

 

 

幾何学のスペースに謎の岩なんですけど、

手前に岩を足すと更に遠近感が出ます。

 

7.最後のテクニック“単品十字”

ここで最後、ニューではないんですけど5つ目のテクニックです。

 

 

入門編の惑星の時にやった十字の光ありますよね?

あの要領で左上の惑星の真ん中に十字の光を足します。

 

ただ今回は丸い光がなく、線だけなんでピンポイントで当てないと

明らかに失敗に見えますので集中してください。誤魔化せないんでねw

 

 

最後に流れ星を描いて

 

 

終了です。

 

お疲れ様っした。

 

最後に

今回は5つも…4.5つかな

新しいテクニックが出てきたんでちょっと大変だったと思います。

特に山や岩のハイライトが難しかったんじゃないですかね。

 

ただ、初級の岩をマスターしていれば今回の山自体はそれほど難しくないハズなのと、

他のテクもいろんな場面で使えるんで頑張って身に付けてください。

 

P.S.

滝を覚えて表現方法を広げましょう

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