スプレーアートできるのは紙だけ!と思ってますか?

はい、ようこそいらっしゃいました。

 

別の記事でスプレーアートに使う紙のことについてお話しました。

 

「スプレーアート、紙以外にも描いてみたいけど上手く描けるのかな」

って疑問に思ってる人もいると思うのでお答えします。

答えはYESです。

 

もちろん紙に比べると難易度はかなり上がりますけど

うまくやれば紙と同じように描くことができます

 

ということで、僕が今までにやった紙以外の素材を

紹介していきます

 

1ペニー(スケボー)

これ若かりしころの写真なんで見せるの恥ずかしいんですけど

プラスチック樹脂みたいな素材のペニーに描きました

 

色使いが初々しいですねw

裏は削れるといけないので表にしました。

足を乗せる所はご覧の通りデコボコしてるんで

絵が消えることはないと判断したんですけど

今どうなってるかは不明です。

 

デコボコのせいで模様がつきにくくて

難しかったですね。

 

2.人間

人間って言うと語弊があるんですけどw

日本一周中に韓国に寄り道したときにバスキングしてたら

ちょっと変わったおじさんが今着てる服に描いてほしいとのことで

真っ白の服全身に描きました。

 

もともとどっかで変なポーズしてパフォーマンスみたいなのを

しているのを見かけたんで、目立ちたかったのか

描いてる最中も変なポーズして注目を浴びてましたよ。

注目浴びてたのは僕の方かw 実際100人ぐらいいたと思います。

 

一緒にいた友達がいっぱい写真を撮ってくれて

それをつなげたムービーがこれです

 

布はスプレー吸い込むんであまり色が重ならないし

模様は一切つかないんでやりにくいですよ。

時間かかるしスプレーめっちゃ使うし、もう二度とやりたくないですね。

参考までに静止画です

 

3.傘

ヒッチハイクで乗せてくれた人にお礼に普通に1枚描いてたんですけど

ちょっと小雨が降ってきたんで傘差してくれて、

ついでに「雨でも気分よくなるように」って傘にも描くことになりました。

 

どっかのパーキングでやってて、雨が激しくなったんで

途中で公衆電話に避難して描きましたw

 

傘は思ったよりは模様ついたんですけど

まぁまぁの仕上がりだったんでキチンと写真撮らなかったです。

白の生地ならいい感じにできるんじゃないかと思います。

 

4.鉄の門

世界一周中に台南で働いていたゲストハウスのオーナーが

ギャラリー兼イベントスペースを開くということで

その門に描かせてもらいました

 

 

ちょっと表面がゴツゴツしてましたけど

白い下地だったんで特に問題はなかったです。

 

ただ、いつもの紙と違って大きかったんで

スプレーアートのテクよりグライフィティっぽく缶自体を

コントロールするスキルが足りなかったんで

そこは難しかったですね。

だからちょっといびつになってってますよね。

 

出入り口の門なんで、昼でも夜でも

人が集まってくる、吸い込まれるイメージで描きました。

 

オーナーがピラミッドを入れてほしいって言ったんで

僕のイメージでは昼間の絵に入れるしかなくて

天空のピラミッドみたいになってますけど

これは今でも微妙だなと思ってますw

 

5.長靴

香港でバスキング中にたまたま通りがかったおじさんが

今履いてる長靴に描いてくれとのことで

やらせてもらいました。

スプレーアート

 

 

案の定惑星の模様はキレイに出なかったんで片方は塗りこむ系にしました。

なにより長靴って横に倒すとダラーンとなって

形が安定しないじゃないですか。曲がってるし。

靴底の方は固定されてるんでそれに合わせて坂になるし

めちゃくちゃやりにくかったですよ。

 

本当は両面するつもりだったんですけど

乾かないとできないのと、もう面倒だったんで

ご覧の通り左右同じ側に描いて終わりましたw

 

6.ヘルメット

これまた香港でバスキング中に急に注文があったんですけど

フラットな表面じゃないと難しくてヘルメットなんか

やってみようとすら思わなかったんで、試しにやってみました。

 

ヘルメットはコーティングが強すぎて模様つけたくても

スプレーが剥がれてしまうのと

サイズが小さくて球体なんでやりにくくて仕方なかったです。

 

かと言って宇宙人じゃないから、

やりやすいサイズのヘルメットなんて選べるわけないんでねw

もう二度とやりたくないですね、ヘルメットも。

 

7.ダンボール

ダンボールはスプレーアートの紙の記事で少し話したんですけど

バスキング用に「やり手のアーティストですよ」感出すのに自分で描きましたw

これをテーブル代わりにして、道具入れて持ち運びしてました。

 

ダンボールはやっぱスプレー吸収するんで、布みたいにやりにくいんですけど

持ち合わせてるテクニックを駆使してそれなりに仕上げました。

満足いくクオリティは出ないんでオススメはしないですね。

 

8.キャンバス

紙だと安っぽいのと、額縁を買わないといけないので

ちょっと付加価値をつけるために、たまにキャンバスに描くこともあります。

もちろん同じサイズの紙のが利率はいいんですけどねw

 

スプレーアート

キャンバスも表面がデコボコしてるんで紙に比べるとやりにくいです。

ちょっと慎重にやらないと紙と同じクオリティは出ないですね。

でもやっぱウケはいいですね、紙より。

 

9.ドラム

ドラムはお世話になってるミュージックバーの

スタッフの方に注文を頂きました。

小さいドラムと

大きいドラム。

ドラムはスプレーを弾き過ぎることも吸収し過ぎることもなく

紙と同じ感じでできましたね。

 

10.トートバッグ

絵以外の商品を作ってみたくて、試作でやってみました

Sunnyの作品

 

Sunnyの作品

トートバッグと言っても、下の方がキャンバス生地になってたんで

実質キャンバスですねw

ほんの少ししか幅がなかったんでやりにくかったですよ。

やっぱりスプレーアートはある程度サイズが必要ですね。

 

まとめ

一応時系列に紹介したんで

腕が徐々に上がってるのを感じてもらえたかと思いますw

 

一番やり易かったのは断トツでドラムでしたね。

キャンバス以外の”物”はしんどかったです。

 

でも、絵だと自分の家に飾るだけですけど

物にすると実際に使うことができるし

持ち運べたりして人に見せることができるんで

買う側はそっちのが良いですよね。

 

とにかくスプレーアートをする材質は

ツルツルしてたらだいたいokってことですね。

紙と一緒です。要は吸収しなかったらいいわけです。

 

やりにくさはありますけど、後はあなたの腕次第なんで

 

練習頑張ってください。

 

紙に関してはコチラ

ここだけの話、実はスプレーアートに使う紙は…



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