ここだけの話、実はスプレーアートに使う紙は…

はい、ようこそいらっしゃいました。

 

「スプレーアートをするのにどんな紙を使えばいいの?」

「動画見てると特殊な紙使ってるっぽいけど、アレなんなの?」

 

そう思っている人は多いと思います。

僕は最初はただのコピー用紙を使って失敗しました。

 

ここではそんな疑問を持つあなたに、

世界各国でスプレーアートをしてきたSunnyが

どんな紙を使ってきたかを共有しようと思います。

 

結論から言うと

 

ツルツルした紙なら何でもok

 

ということです

 

ネットで調べるとたぶん「LKカラー紙」がオススメというのが出てきますね。

これはとある人が提唱しているからやと思うんですけど

 

じゃあLKカラーって何やねんって話ですけど

鏡面紙っていうやつですかね?かなりツヤがあってコーティングして見える紙です。

これが一番仕上がりのツヤがいいって言ってる人がいたんですけど

 

それは関係ないです

 

なぜならスプレーの塗料は光を通さないからです。

 

もともとLKカラー紙が何の目的に使われるかはわからないんですけど

紙のツヤが仕上がりに影響するとするのなら

例えばギターなんかに描いたら木目が浮き出ちゃいますよねw

 

なのでツヤの度合いは気にしなくて大丈夫です。

 

ただ、気をつけないといけないのは

スプレーを吸収してしまう、水分をはじかない素材かどうか

この一点です。

スプレーを吸収する素材やと模様がほとんどつかないです。

 

実際にコピー用紙とかでも描けなくはないですよ。

ただし、”無地の惑星だけの宇宙”のような模様をつけない場合のみです。

 

ただ時間が経つと滲んでくるので、コントロールは難しいし、無地やと味気ないですからね。

 

ちなみにこれは僕がバスキング用に見栄えを良くするために

台として使ってたダンボールにデザインしました

 

 

ほとんど模様がついてないのがわかると思います。

左上の地球なんかほぼ失敗です凹○

 

なのでLKカラーじゃなくても基本的に表面がツルツルしてたら問題ないです。

僕は紙には詳しくないし、日本にいた時はLKカラーしか知らずに大量発注したので

今でもLKカラーを使っているんですけど

それよりも安い紙があればそれを使った方がいいですね。

 

LKカラーに関してはネットか、画材屋さんとか東急ハンズに行けば買えます。

東急ハンズやとA3サイズで1枚確か80円ぐらいでした。(ハンズのネットストアにはなかったです)

僕は世界堂っていう画材屋さんで大量に発注して

1枚あたり55円ぐらいで仕入れましたけど

世界堂では四六判というサイズを買って裁断料を別で払って

好きなサイズにカットしてもらう必要があります。

 

世界堂やとたぶん180kgと220kgという2種類があるんですけど、

これはあるサイズで1000枚重ねた時の重さを表していて

要は紙の厚みのことです。

 

これは個人の好みなんですけど僕は厚い220kgを使います。

紙を使って雲とか流れ星とか描くテクニックがあるんですけど

厚い方が使いやすいからです。

 

手始めに試してみたいけど、発注とか面倒やなって人もいると思います。

近くにハンズがあればいいんですけど、置いてない場合もあります。

 

その場合はカレンダーの裏を使うか

写真用光沢紙をネットで買えば安くつくと思います。

 

チラシの裏でもいいですね。

思い付くものでツルツルした紙を使ってください

 

色は白がいいです。

慣れてきたら敢えて紙の色を利用する発想もあるんですけど

白以外やと岩やビルが綺麗に色が出ないです。

 

「じゃあ白のツルツルした物なら紙じゃなくてもいいのか」

って思うかもしれないですけど

材質にもよりますけど表面のコーティングが強いと

逆にスプレーが定着せず、半乾きの状態で触れると

広範囲で剥がれてしまうんで模様が付けにくいです。

 

なので最初のうちはおとなしく紙で練習してください。

慣れて立派な絵が描けるようになったら

色々挑戦してみるといいですよ。

 

以上、スプレーアートに使う紙についてでした



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