スプレーアート中に火を使う意味って

はい、ようこそいらっしゃいました。

 

YouTubeとかでスプレーアートしてる外国人の動画とか見てると

途中で火を使って炙ってる人よく見かけますよね。

 

メキシコのアーティスト友達なんかも自分のこと“Mr. Fire”とか言ってて

いつも炎を巻き散らかしてますけど

いったい何のために使ってるのか疑問に思う人もいると思うんで

今回は火を使う効果について説明していきたいと思います。

 

絵に対する効果

結論から言うと、ぶっちゃけ意味はあまりないですw

 

描いてる本人達からしたら、表面を乾かして次の作業をしやすくしたり

最後に乾かしてお客さんが楽に持って帰れるようにしているんですけど

 

動画見てる限り一回の放火で2,3秒ぐらいですよね?

僕もやってみたんですけど、あんな数秒じゃ乾かないです。

 

放火したから乾いたように見えますけど

特に惑星なんかは紙で色を剥がしてるんで

ステンシル取ったら乾きやすいんですよ。

 

スプレーの種類と重ね塗りしている度合いにもよりますけど

10秒はやらないと乾かないんじゃないですかね。

パフォーマンス中に10秒放火って結構長いですよ。

それでもビルなんかはあまり乾かないと思います。

 

何秒で乾くかはわからないんですけど

暇があれば今度試してみましょうかね。

 

なので、乾かす目的でやるなら絵を燃やしてしまうリスクもあるんで

あまりオススメはしないです。

 

観客に対する効果

バスキング中にお客さんのいる前でやるんだったら

パフォーマンス性があるんで盛り上がります。

なんか、職人感とかプロ感出ますよねw

 

僕も絵そのものより

パフォーマンスに興味ありそうな客層だと判断したときは

火を使うこともあります。

 

必ず「おぉ~っ」ってなったり、その瞬間をカメラに収めたい人もいるんで

割と効果的ですよ。間接的に収入にも繋がるんでね。

 

ただ、思ってるより火の威力が強いんで取り扱いだけは注意してください。

 

僕、一回人生が終わりそうになったことがあるんでw

 

韓国遠征してたときの話なんですけど、

その時まで火を使ったことがなかったんですね

宿の敷地で練習してて、ちょっと試してみようと思って

着火したら、予想だにしないとんでもないことが起こって。

 

幸い事なきを得て、今となってはネタなんでね、

また詳しくお話ししようと思いますけど。

 

くれぐれも近くに燃えやすいものがないことを確認して

十分気をつけて取り扱ってください。

 

怖いもの、地震雷火事オヤジですから。

スプレーアートの練習中に人生が終わりかけた話



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