英語のためにワーホリに行ってもあまり意味がない理由

はい、ようこそいらっしゃいました。

 

ワーホリで1年間オーストラリアに英語の勉強に行ってTOEIC900点取ったSunnyです。

 

とか言いながら…

英語ペラペラになって帰ってくるって希望を抱いてワーホリで英語圏に行く人多いと思うんですけど

それはただの幻想で、現実は大して身にもならず「もっと英語勉強しなきゃ」ってワーホリを終えた先輩たちをいっぱい見てきたんで

 

「英語のために」ワーホリに行かない方がいい理由というか

現地で起こる現実を話していきます。

 

ワーホリでの生活って大きく分けると3つ

  • 語学学校
  • シェアハウス
  • バイト

ここで起こる理想と現実のギャップを僕の体験ベースで教えちゃいますよ

 

語学学校について

英語を覚えるために語学学校はマストやと思うんですけど

資料請求したり、エージェントでパンフレット見せてもらうと華やかな感じに見えるんですよ。

 

色んな国から来てる人が楽しそうにしてる写真があって、

また日本人の好きな欧米系の人ばっか集まったシーンだけ切り取ってるし

 

どこの国からの生徒がいるかってデータもあったりで、それを聞く限り楽しそうな妄想を膨らますんですけど

 

現実はこうです。

 

基本的に6段階ぐらいクラスのレベルがあると思うんですけど

全く英会話をやったことがない日本人のレベルやとレベル1~3のどれかになると思うんですよ。

そこは学生の時にどれだけ英語に力入れたかで差がつくと思うんですけど。

 

で、同じように日本人レベルで英語ができへん国って韓国と、中国やタイとかのアジア諸国、

あとはブラジルぐらいですかね。

僕が行ったところは圧倒的に日本、韓国、タイが多かったですね。

 

基本的にアジア人が多くなって、日本人はだいたいみんなヘタなんでクラスの日本人比率が必然的に高くなるんですよ。

 

だから結局授業終わってからは日本人とつるんで日本語ばっか話すから全然覚えないんですよね。

 

フランスとかイタリアの生徒もいたんですけど、ラテン系の言葉を話す人達は学校教育もあってすでにそこそこ話せるから

レベル5,6のクラスにしかいないんですよ。

 

韓国人とかタイ人とか良い人ばっかやし感覚も合うんで僕は好きですけど

かなり努力しないと出発前に思い描いてた多国籍交流は難しいですね。

 

シェアハウス

オシャレな家で外国人とシェアして英語で生活するという普段の日本の生活では味わうことのできない、

あわよくば国際テラスハウスのような体験を期待して国外に渡る人も多いと思います。

 

現実はこうです

 

最初は意気揚々と英語を駆使して頑張って外国人だけのシェアハウスを見つけ出します

 

しばらくすると生活習慣の違いからストレスが溜まってきます。

 

夜中でも音楽ガンガンで大声で騒ぐとか

使った食器は洗わずに放置とか

トイレ、シャワールームも汚しっぱなしとか

 

で、日本人は割と相手のことを尊重して我慢するけど外国人はズバズバ言ってくるし。

言っても直らんとかもあるしで愚痴を聞くことがよくあります。

これ、大袈裟じゃなくかなりあるあるな話ですよ。

 

特に衛生面、清潔度が日本人とは違うんで日本の基準から抜け出せないと一緒に住めなくなります。

 

感覚が違い過ぎるんで、結局「やっぱ日本人と一緒が心地良い」ってなるんですよね。

 

日本人と住んだらあとどうなるかわかりますよね?

家では一切英語を使わなくなりますね。

 

ちなみに僕は得意の韓国人とタイ人とシェアしてましたw

とりあえず日本人と住むことはしやんとこうと思って、英語の募集を見て探し当てた家がたまたま韓国人とタイ人やったんですけど

 

感覚合うし英語喋るしでストレスフリーでしたね。

 

バイト

ワーホリビザやと合法で働くことができるんで

英語を覚えたらオシャレなカフェで英語を使って働く自分を夢見ると思います。

 

僕がワーホリで住んでたシドニーに関してではあるんですけど、現実はこうです

 

せっかく英語を覚えたから英語で履歴書書いて手当たり次第に配って回るんですけど

なかなか仕事が見つからないんですよ。

 

1,2ヶ月頑張るけどずっと無職でお金だけなくなっていくんで

最終的に妥協して日本食レストランで働くってコースがほとんどですね。

 

ちょっと話反れるけど、シドニーの労働環境って劣悪なんですよ。

最低賃金が時給16ドルぐらいなんですけど、日本食レストランは不法に雇って時給8ドルとかで働かせるんですよ。

円換算すると日本のコンビニより低いですからねw

 

その割に日本食人気で忙しいし、日本人の厳しい労働基準はそのままなんで

条件が悪いのは簡単に想像つきますよね。

 

結局働いてるの日本人だけなんで、英語が伸びることはないです。

ホールで働くならオーダー取るのにちょっと使うぐらいって感じですね。

 

まとめ

以上、ワーホリに行って起こる現実について話してきましたけど

もちろんこれが全てじゃないですよ。

 

良い人に出会えて多国籍シェアしたり、運よくローカルの仕事が見つかる人もいます。

それはその人の性格にもよるし、シェアメイトなんかは日本人同士ですら合う合わないが出てくるんで

どんな人に当たるかは運次第ってとこもあります。

 

ただ、

僕はオーストラリアにいた時も旅中でもワーホリに行ったことがある人で英語が上手いって思う人に出会ったことはほぼないし

 

現地でも「もっと英語頑張らなきゃ!」とか言いながら

日本人とシェアしてたり日本食レストランで働いてる人が8割でした。

 

「言ってることとやってることちゃうやん」みたいなw

 

でも本当にこれまでに話したことが起こるんで、けっこうガッツがないと結果が出せないと思います。

 

一言でワーホリって言っても現地で働いて旅行したり、単に海外生活をしたり色んな目的の人がいると思うんですけど

英語を目的に行くと、特に仕事を辞めて何となく次の転職のために英語でも身に付けようと思ってるぐらいのモチベーションの人は

英語やらなきゃ教入教コースに陥るんで気を付けた方がいいですw

 

「外国人の友達欲しいし」「旅行したいし」って正当化に聞こえる理由はいくらでもあると思います。

そう思うなら全部やるのがいいと思います。やってみたいことはやるべきです。

 

でも、英語に関してはこんな現実が起こりうるってことだけ覚えておいた方がいいと思います。

 

 

個人的には本当に英語をやりたいのなら

同じ予算と時間をかけるのなら絶対フィリピン留学して

余ったお金で旅行するのが有意義やと思いますね。



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