日本一周経験者が語るヒッチハイクのコツ

はい、ようこそいらっしゃいました。

 

無一文からスプレーアートとヒッチハイクだけで日本一周を達成したSunnyです。

 

とは言っても数十台の乗り継ぎで日本一周が終わったんで

数百台捕まえたことのある猛者たちに比べたらヒヨっこなんですけど

 

僕が日本一周中に身に付けたコツを含めて

ヒッチハイクのやり方全般的にシェアしていこうと思います。

 

ヒッチハイクの種類

僕が思うヒッチハイクは2種類あります

・能動的ヒッチハイク

・受動的ヒッチハイク

 

では順番に説明していきます

 

能動的ヒッチハイク

まぁ名前の通り自分から働きかける方法ですね。

コンビニとかガソリンスタンドで停まってる車の窓をノック、

もしくは車に乗り込む前のドライバーさんに話しかける

 

ちょっと勇気はいりますけど、あなたの人柄とかが出て

乗せようかなと思う気になる確率は高いと思います。

 

実は僕は自分から声をかけたことはないのでわかりませんw

 

受動的ヒッチハイク

これはさっきと逆で完全に“待ち”のヒッチハイクですね。

道路わきに立って、乗せてサインを出して

止まってくれるまでひたすら待ちます

 

基本的には行き先を書いた看板を持つか

面倒だったら親指を立てるだけって場合もあります。

 

僕の日本一周は、路上スプレーアートで収入を得ながら

ヒッチハイクで移動だったんですけど、

絵の値段はつけずに「お気持ちで」

ヒッチハイクも人の好意による「お気持ちで」

という「人のお気持ちで旅をする」というのがテーマだったんで

 

自分から話しかけて、「気は乗らないけど断れないから乗せた」

ってなるのが嫌だったんで、受動的ヒッチハイクに徹しましたね。

 

ヒッチハイクをやる場所

ヒッチハイクをやる場所は基本的に3種類です。

・一般道

・高速入り口

・サービスエリア

 

僕は1県ずつ回ったんで、あまり高速を狙うことはしなかったです。

高速については色んな人が分かりやすく説明しているんで

そちらを参考にするといいと思います。

 

僕が一般道でヒッチハイクをするのに気をつけていたことは2つ

・車の通りが多いこと

・停まりやすい場所でやること

 

まず国道みたいな行き先につながる一番大きな道を地図で調べますね。

車通りが少ないと話にならないんでね。

 

で、立つ場所が肝心なんですけど

車が停まりやすい場所を考慮しないといけないです。

 

停まりやすい場所とはスペースとスピードです。

スペースがないと停まりたくても停まれないし、

スピードが出てたら停まる気にもならないんで

 

スペース的に大丈夫でも、

ビュンビュン走っているようだったら避けた方がいいです。

 

僕がよく使ってたのは信号付近と合流レーンですね。

合流直前だとスピード落とすし、

車の目の前的な角度に立つことになるんで。

 

ヒッチハイク

あとはこんなへこんだ場所とか

 

ヒッチハイク

わかりにくいですけど、信号付近の安全地帯とかですね。

 

ちなみにサービスエリアの立ち位置は2種類あって

お店の入り口やトイレ付近の人が歩いているところと

サービスエリアの出口付近があるんですけど

 

僕は無造作に行き来する人たちの

どこに視線を向けたらいいのかわからなかったんで

いつもサービスエリアの出口に立ってました。

 

それでもスピードが出ない、かつ

一番多くの車が通るポイントを押さえてました。

 

高速に乗った時に必ず注意すること

高速は基本的に後戻りできないです。

ロクに調べずにテキトーに乗せてもらうと大惨事になるので

進む前に必ず目的地の確認をした方がいいです。

 

高速道路マップを持っていない場合、サービスエリアに

「高速ウォーカー」というのがあるんでそれで確認できます。

 

僕も一回大移動を狙っていた時にテキトーに返事をしてしまって

結局超大回りすることになってめちゃくちゃ苦労した経験があります。

 

その結果いい出会いがあったんで結果オーライですけどね。

 

それでも発車オーライする前に確認をしておきましょう。

 

ヒッチハイク中のサイン

さっきちょっと触れましたけど

ヒッチハイク中は親指を立てるだけより

行き先を書いた看板を掲げていた方が確率は高いですね。

 

ただその書き方にコツがあって、

あまり欲張って遠くの地名を書くとアウトになりやすいです。

 

確率的に遠くに行くよりも近くの方が多いわけで、

遠くに行く人でも乗せてくれる人は途中で降ろしてくれますけど

逆に近くの人は「そこまでは行かない」からと

スルーされる可能性が高いです。

 

実際に行き先を近くに変えた5分後に止まったことがあるんですけど

もともとの行き先だったら止まってなかったって言ってましたね。

 

 

文字は丁寧に書かなくても大丈夫です。

読みにくいスピードで走ってる人はまず止まらないですし、

逆にキレイに書いてなくても読めるスピードの人は止まってくれるんで

ダンボールでもスケッチブックでも、ササっと書いちゃって大丈夫です

 

笑顔は大事

ヒッチハイクする人は全員口を揃えて言います。

 

笑顔、めちゃくちゃ大事です

 

すぐに停まれるほどのスピードで走っているとしても

姿を確認できるのはほんの数秒です。

 

ほんの数秒の間に行き先と“乗せたい雰囲気かどうか”を判断されます。

パッと見、恐い顔、ムスっとしてる人は乗せたいとは思いませんよね?

せっかく乗せるなら良い人で楽しそうな人がいいはずです。

 

最初はめちゃくちゃ恥ずかしいですけど、頑張って愛想振りまきましょう

 

ちなみに僕は15分以上経つとヒマになってくるんで歌を歌い始めるんですけど

サビに入ると気持ちよくなって眉間にしわ寄せて本気の顔で歌うんで

なかなか捕まらないことが多々ありました凹○

 

身なり

清潔感は大事です。

弾丸で1日だけやるなら問題ないですけど

日本一周なんてしてると見た目ボロボロになってきます。

 

不潔な人はさっきの笑顔の話と同じように

乗せたくない印象を与えてしまうんで

清潔な格好を心がけましょう。

 

友達は三重から福岡までヒッチハイクしたんですけど

白いシャツを着てて、基本的に15分ぐらいで捕まったって

言ってました。男なんですけど女性ドライバーも多かったみたいです。

 

会話

基本的にドライバーさんは瞬間的にあなたに興味を持って

止まってくれたので、会話したいと思ってます。

 

やっぱり人間関係って合う合わないがあるんで

話がはずまない人と出会うこともあります。

 

そんな時はちょっとしんどいですけど、一応相手は好意で乗せてくれてるわけで

その間は相手に楽しんでもらうことが乗せてくれた人への恩返しになるので

頑張って会話を続けるべきだと僕は思ってます。

僕は毎回乗せてくれた人を1回でも笑わせる意識で乗せてもらってました。

その方がコミュ力が付くんで、自分のためにもなりますよ。

 

それでもやっぱり難しい時は一言断って寝てしまってもいいと思いますw

ぎくしゃくする時は相手も同じように思ってるんで

寝てしまった方がお互い楽ですからね。

 

一人でヒッチハイクしてた時は一度も寝たことはなかったんですけど

台湾で友達とやったときはあまり言葉も通じず会話がはずまなかったんで

2対2というのもあって勝手に寝てしまいましたw

 

性別難易度

やっぱり男は女性を乗せたがるし、女性は男を乗せたがらないです。

 

ここで僕が思う性別の難易度を見ていきます

女女男男

 

圧倒的に男女の組み合わせが乗せてもらいやすいです。

特にカップルって平和じゃないですか。お互い悪いことしようとしないんで。

だから男性ドライバーでも女性ドライバーでも安心なんですよね。

 

次に女性1人です。

これは男性ドライバーが少しの下心で乗せる確率を考慮しました。

女性1人だとそのまま食事に行ったり、連絡先の交換しやすいけど

2人相手だとちょっとしんどいでしょw 個人的な意見ですけど。

逆に2人相手のがフランクにいけるのかな?

 

その次が女性2人ですね。

これは完全に男性のみと比べるとってことです。

ドライバー側が男2人だった場合は

イケイケで乗せたくなるんじゃないですかね

 

次が男1人ですね。

何より知らない男2人乗せるの恐いですからねw

消去法ですね。

 

 

まぁだいたい1人でヒッチハイクすることが多いと思いますけど

友達とヒッチハイクしようってなったら男女ペアで行くのがいいですね。

 

3人以上はドライバーのメンタル的にも車のスペック的にも条件が厳しくなるんで

ランキングから除外しました。

 

裏技

以上がおおまかなヒッチハイクのコツと注意点なんですけど

最後にちょっとした裏技を3つ紹介します。

 

スピードが出てる道でも捕まえる方法

基本的にはスピードの出てない場所に立つのがいいんですけど

1つだけ条件を満たせば捕まる場所があります。

 

それは、左折左折で戻って来られる場所です

これは実際僕が拾ったときの話なんですけど

「こんな絶対停まれない場所でやってても無理でしょ。

初心者なのか?」と思って左折左折で戻って拾いに行きました。

で、本人に何でその場所に立っていたのか聞いたら

僕みたいに不思議に思って左折して戻ってくる人がいると言ってました。

 

彼はそれまでに200台以上捕まえたベテランで

まんまと彼の手中にハマってしまいましたw

 

看板に書く文字

さっき看板に書く地名はは遠すぎるとよくないって言いましたけど

近すぎても何回もやるのめんどくさいですよね?

そんなときにどの方面の人も対象になる魔法の言葉があります

 

「道なり」

 

これもさっきのベテランがやってましたw

これなら距離や方面の心配もなく

全ての“乗せる気がある人”を捕まえることができますよね。

 

最終手段

これは日本一周前にネットで見た方法なんですけど

ちょと大げさになってしまったので

本当に切羽詰ったときだけにしたい技です

 

 

実際にやってみて効果はありました。

 

夜中にヒッチハイクをしてて、

どうしてもその日のうちに行きたい場所があったんですけど

車が全然通ってなくて捕まりそうもなかったのでやってみました。

 

やってる時は捕まらなかったんですけど

行き道にSOSを見た人が気になって

帰りにまだやってたら乗せてくれるつもりだったみたいです

確か始めての女性だったんで嬉しかったですねw

 

最後に

あまり具体的なお話はしなかったんですけど

サラっと読んで全体的に頭の片隅に置いておくと

いい知識なんじゃないかと思います。

 

ヒッチハイクをすると新しい自分、新しい世界が見えます

人の温もり、人の愛を感じます

ヒッチハイクを通じて成長することができます

 

ただの移動手段じゃないです

そこには出会いがあり、ドラマがあるんです。

 

ちょっと恥ずかしいかもしれないですし

バカにしてる部分もあるかもしれません

 

でも、一度試してみるとヒッチハイクの本当の素晴らしさを

体験することになると思います。

 

ただ、くれぐれも自己責任で事件事故にだけは気を付けましょう

 

※最後に台湾でのヒッチハイクの様子でもお楽しみください



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